第200号-[レポート] 広告代理店~じつはガラパゴス?

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  [伸びる樹木が如く]                        
  役に立つ身近な販売促進・マーケティング情報マガジン
ー 2014.07.17 第200号 ー 

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〈index〉

1.[ レ ポ ー ト ]   広告代理店~じつはガラパゴス?
2.[  P   R ]   ワニの仕事紹介:「採用プロモーション」
3.[  S N S  ]    ブログ・Facebookのお知らせ
4.[コ ラ ム ]   第200号発行の御礼!
 

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 [ レ ポ ー ト ]  広告代理店~じつはガラパゴス?
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日本の広告代理店は、世界でも希な存在のようです。

単独では世界トップの広告代理店電通は上場企業でもあり、日本で
は圧倒的な地位を誇っておられますが、こと海外での事業に関して
いえば、国内のようなパワーを発揮できていない? ようです。

他の大手代理店は、さらに国内志向が強いようです。

このグローバル時代において、時の先端を走るべく大手広告代理店
の現状が実はそうではない?

「ある大手広告代理店の売り上げの9割は日本国内での売上による」

実際に、博報堂DYホールディングス発表の「アニュアルレポート」
によれば、同グループの海外での売上は全体の3%台と極めて低い。

なぜ、海外進出がうまくいかなのでしょうか?

多くの業種の企業がそうであるように、

海外進出に際しては、

まずリーダを送り込み、次にローカルスタッフを雇い入れ、OJTで
教育して、育ったスタッフを幹部として昇格させる。

このような手順が多いようですが、人材力とビジネスの成否が直結
する広告ビジネスで、このような手法を取っていては時間が掛かり
すぎ、結果海外進出がうまく行っていない・・

ということらしい。

例えば韓国広告第1位のチェイル・ワールドワイドは、長らくサム
スンの専属代理店として活動していたが、海外進出という面では、
当然頭打ち。

そこで、本社のグローバスビジネス最高執行責任者をヨーロッパか
ら迎え入れ、さらにアメリカ現地法人にはニューヨークの広告代
理店からある人物を社長に迎え入れた。

その後、米国の広告代理店を買収して、チェイルの米国法人は、そ
の買収した会社の組織内に組み込んだ。

このように、日本企業とは対照的な手法で海外に進出を果たして、
飛躍している。

もちろん、現地代理店を買収して傘下に収め、海外事業の強化をど
の大手代理店も試みてはいるようですが、今一歩成果が出ないのは、
何かに原因があるのでしょう。

せっかく、クールジャパンという評価を得られ、日本文化が欧米に
も受け入れられている今の時代に、日本の広告もドンドン世界へ進
出して日本のクリエイティブが世界で評価されるようになって欲し
いものです。

こここまでは、業界トップクラスを走る大手のお話ですが、

実は我々のような中小企業でも、積極的に海外へ進出している企業
は沢山あります。

北海道では飲食業がその典型で、
知人のH社J氏もそのお一人で、この度居酒屋をシンガポールにオー
プンさせるべく奮闘されています。

規模や業種が違えど、韓国チェイル社の手法も参考になるのでは?

ポイントは

教育ではなく、投資して優れた組織ごと取り込む

日本本社が手綱を引くのではなく、現地のパートナーと手をつなぐ

現地の英知・才能を発掘して結集させる

だといいます。

大きな資本が必要にも思えますが、
そこはアイデアで乗り越えたいですね。

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    [ P R -1 ]  ワニの仕事紹介:「採用プロモーション」
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帯広のT社様。

求人メディアを駆使して、インターネットプロモーションも展開し
て、全国に向けて、総務・経理の管理職候補者の募集に踏み切りま
した。

弊社はそのお手伝いを全面的にさせて頂いております。
ありがとうございました。

背景にあるのは、やはり人材不足。

これからの企業成長力の維持をイメージして、人材を人財と定義し
て大きな投資に踏み切られました。

どのような人財を獲得出来るかは、これからの一ヶ月で決まります
が、我々も重責を自覚してフォローに努めます。

あるアンケートで、「採用に掛けるコストはいくら?」という質問
の答えで一番のボリュームゾーンが10~15万円とありました。

一方で多くの企業が「良い人材がいない」と嘆いておられますが、
要は「出会いの場」の問題であると思います。

適切な「出会いの場」に自ら出向いて行くベだとおもいます。

T社様の挑戦に敬意を表して・・・

ありがとうございました。

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    [コ ラ ム ]   第200号発行の御礼!  
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皆様、
本メールマガジンは、本日第200号を発行することができました。

日頃のご厚情に心より感謝と御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。

時折、お目に掛かりました皆様から、このメルマガに対して「読ん
でるよ」とか「いつもありがとう」とかお言葉を掛けて頂く事がご
ざいます。

私にとりましては、そのお言葉が何よりの励みとなっております。
本当に感謝にたえません。

創刊は、今から4年前の2010年7月でした。

発行部数、発行号数、人気度、知名度等、世に素晴らしいマガジン
は多数存在しておりまして、それに比べるとまだまだひよっこにも
なれておりませんが、

「継続は力なり」

という言葉は実感出来ております。

私は今40代最後の年を迎えております。
会社を興して19年になります。

今の時代は60歳になっても70歳になっても、元気バリバリで現役の
方も多いですから、今の自分の年齢にネガティブな考えは一切ない
のですが、そうは言っても人生限りがございますので、自分の今後
を一層しっかりとイメージして行かなければなりません。

そして今、今後の10年間の仕事に対するイメージがくっきりと固ま
りつつあります。

そういえば、今から10年前

30代最後の記念にと、日本職業スキー教師協会 認定のスキー教師
ライセンスの最上位である「ステージ3」という資格を取得しました。

あれから10年、時は瞬く間です。

本日は自分事で大変失礼いたしました・・

1,読んでいて面白い
2,もちろん役に立つ

この2つのコンセプトをベースに、一層研きを掛けて参ります。
今後とも変わらぬご厚情を賜りたくお願い申し上げます。

 [伸びる樹木が如く]  

最後までお読み頂きありがとうございました。

いよいよ暑い夏本番です。
札幌では都心の大通公園で納涼ビアガーデンが今日からオープンです。

暑い夏 どうぞご自愛くださいませ。

よい週末を!
また、お休みの方は良い3連休をお迎えください。

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