第135号-[レポート]電通を世界企業にした男-Vol.5

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  [伸びる樹木が如く]                        
  役に立つ身近な販売促進・マーケティング情報マガジン
ー 2013.04.11 第135号 ー 

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〈index〉

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 [ レ ポ ー ト ]  電通を世界企業にした男-Vol.5
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舟越健之輔著「われ広告の鬼とならん」
電通を世界企業にした男・吉田秀雄の生涯より

世界一の広告代理店「電通」の中興の祖と言われる、吉田秀雄さん
の生涯を描いた本です。

今週もエピソードを抜粋してご紹介します。

景気の上げ下げで大きく影響される広告業。
これは宿命みたいなモノですが、これが戦時下となると想像も出来
ないですね。

戦中は、広告主企業の退去、新聞や雑誌の発行も困難で、多くの建
築物も崩壊し、勿論広告活動は停止状態。

昭和20年8月15日の終戦を迎え、無条件降伏という現実に涙する社
員を前に、「泣くことはない、待ちに待った日が来たのだ。いよい
よ今日から。広告界の更新、電通更正の第一歩が始まるのだ」
と言った。

この時の吉田の考えは以下であった。

「活動が出来なかったのは、戦前までの日本の広告社会が卑小だっ
たからだ。社会が広告を軽視していたからだ。これからは戦時経済
体制から、平和経済体制にと転換するだろう。軍需産業は民需産業
へと再編されて、民主化路線の経済は広告産業に新しい息吹を与え
るだろう」

8月16日付けの読売新聞には、2ページの紙面に広告は一行も入っ
ておらず、広告業界が、まさにゼロからスタートした日でもあった。

戦後も困難は続く。

昭和22年6月21日に吉田は遂に電通第四代社長に就任する。

ここからも凄い・・・

終戦時350人くらいの社員が、22年には650人を超え、23年には
920人、24年には1千人を超えた。

売り上げに伴っての社員増ではなかったらしく、経営は相当に苦し
かったはずに違いないとされる。

また、増えた社員に広告の経験者は少なく、例えば満州鉄道から引
き上げて戻ってきた人達、職業軍人、さらには政治家、財界人、新
聞人などGHQから公職を追放された人達など・・・・

まず、圧倒的な人材政策を採用した。

今日のパワーを考えると、こうした最初に取った政策がベースにな
っていたのだとうなずける。

営業面での最初のターゲットは書籍業界の広告。

当時書籍は博報堂が圧倒的なシェアを押さえていたのだが、
「博報堂に追いついてくれ」と命題を与えた。

この命題を受けたのが大竹さんという人物で、15年目にして博報堂
に追いついたという。

その原動力は、新聞の1ページを買い取り、その1ページに出版10社
を並べる連合広告を企画して売り出したことであったといいます。

15年です。

ドッグイヤー マウスイヤーと呼ばれる現在に当てはめることは出
来ませんが、「事をやり遂げる」不屈の信念に関しては、恐るべし
だと思います。

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本日は弊社毎で恐縮ですが、皆様にお話させて頂きます。

♪♪ ご報告.1
=社員の退職に関して
いろいろな事が沢山ございまして、退職が相次ぎました。
スタッフはエスコムで働く事への意義を感じなくなっていました。
結果、会社の成長力も失ってしまいました。
これひとえに、社長である私の責任です。

社員を幸せに出来なかった事を恥じ、とても情けない自分を罵り、
落ち込みましたが、今は気持ちを整え、失敗を糧に次なるステージ
に向けて、新たな希望に燃えております。

新しいスタッフも入ってきます。

今後とも引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

♪♪ ご報告.2
=事務所移転に関して
5月18日の予定で事務所を引っ越すことに致しました。
現在は札幌市中央区の申し分ない場所に事務所を構えていますが、
新しい場所は、札幌市豊平区平岸です。

場所的には少し外れではありますが、移転先のタツロービルは自社
所有の物件で環境は悪くないです。

ここから心機一転頑張ります!

詳しくは追々ご案内させて頂きます。

♪♪ ご報告.3
=飲食業を始めます
我々が移転するのは、タツロービルの2階ですが、1階には「おそば
屋さん」が入っております。
このおそば屋さんと、店舗シェアという新しい考え方で「活ホタテ
専門店」をオープンします。

店舗シェアとは、二毛作みたいなもので昼は「おそば屋さん」夜は
「ホタテ屋さん」と経営は別々ながら店舗をシェアする試みです。

産地直送の活きたホタテを、焼いて 蒸して 揚げて 皆様にお届
けします!!

オープンは6月1日(予定)です!!
当面は金〜日の週末営業のみ。

愛されるお店を目指して頑張ります。

以上

私毎にも関わらず、お読み頂いてありがとうございました。

新年度の始まりに伴い、環境の変化も大きいと思います。

ささっと適合して、素晴らしい一年にして参りましょう!!

今週も沢山のメールマガジンがある中、

[伸びる樹木が如く]

最後までお読み頂いてありがとうございました。

良い週末をお迎えください。

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