[伸びる樹木が如く]
役に立つ身近な販売促進・マーケティング情報マガジン
[2010.09.23 第5号]
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〈index〉
1.[コラム] 日本は幸せ
2.[レポート] 不況期に押さえておくべき売上の方程式
3.[キャンペーン告知] 「札幌マーケティング事典」受付開始
4.[ブログ] 発展途上会社の社長ブログ
5.[最後に] 編集後記
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[コラム] 日本は幸せ
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先日、日本の教育制度と海外の教育制度の違いに関しての講義を受けた。
私なりの結論。
日本の教育には、いろいろな問題点も多々ある。
それでもなお、ある意味日本は幸せな国だ。
小一時間の講義だったので、詳しく学んだ訳ではないが、例えばイギリスの場合。
イギリスは階級社会と言われているが、それは教育制度にも反映されているそう。
要約してみると次のようになる。
イギリスの義務教育は、5歳から16歳までの11年間。
義務教育が終わると、GCSEといという全国共通テストがあり、AからG迄のグレード
に分けられるそうだ。
この時点で、大学進学に必要なグレードに達していない生徒は、大学進学の機会を
絶たれてしまう。
進学を希望する生徒は、2年間シックスフォームと呼ばれるコースに通います。
現実的には、大学進学希望者はパブリックスクール(13歳から18歳)に通う例が
多いようで、そこで進学に必要なAグレード資格を取得します。
パブリックスクールの多くがロンドンにあり、学費も高額なために親にそれなりの
財力がないと通えないわけです。
実質、地方の非中・上層階級に生まれた家庭の子供は、大学進学の道が絶たれている。
元々のイギリスの大学進学率は10%※程で、進学者の約70%は、大学教授・弁護士・医師・
企業の重役・議員などの子弟だそうだ。
※現在は18歳から学ぶ場であるポリテクニックと呼ばれる専門学校を大学に昇格させ、その結果
「大学進学率40%」になったともいわれている
その点、日本にはチャンスがある。
格差社会の到来と言われ、確かに格差の広がりも実感出来るが、それでもチャンスはある。
以上、「日本は幸せと」思った所以です。
しかし、残念ながら誰にでもチャンスはあるものの、それに気がつかない人も多い。
チャンスを見逃さない目を養う努力は怠ってはいけないですね。
でないと、もったいない・・・
最後に、学習到達度世界一はフィンランド。
比較・競争とは無縁で、「楽しく学ぶ」が特徴だそう。
ありがとうございました。
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[レポート] 「不況期に押さえておくべき売上の方程式」
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先週は、「伸びている企業が大切にしていること」と題して、
「差別化の8要素」に関してお話ししました。
今週は、「売上」アップのための方程式についてご説明します。
単価が下がっている現在、「売上」を維持し更に上げて行くには「客数」アップです。
売上=客数×客単価
はい、言うまでもなく皆様よくご存じだと思います。
では、「客数」を分解してみると次のように考えられます。
客数=顧客接触数×反響率(来店率)×購買率
顧客接触数
=営業活動〜「顧客先訪問」「電話」
=販促活動〜「チラシ」「DM」「WEB閲覧」「店頭配布ツール」「メルマガ」等々
したがって「売上の方程式」は次のように考えられます。
小売業(B To C)の場合
売上=顧客接触数×来店率×購買率×客単価
メーカー卸(B To B) の場合
売上=顧客接触数×商談率×見積提出率×受注率×客単価
いかがでしょうか?
いずれも課題は顧客接触数です。
顧客接触数を上げなければ、売上アップを見込むのは難しいという事になります。
昔と違い、企業に気軽に訪問できなくなった今、お客様との接点をどの様に維持していくか・・
当社にとっても非常に重要なテーマです。
効果的な販売促進活動は、「最重要施策」と位置づけても間違いではありません。
なぜならば、販促を削ることは「顧客接触数」を削ることになるからです。
無駄を削ることは大切ですが、手段まで削ることは危険です。
お役に立てましたでしょうか?
次号では、
「不況期のマーケティングの基本」と題してお送りします。
お楽しみに。
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[キャンペーン告知] 「札幌マーケティング事典」受付開始
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発行時期は、10月下旬予定。
必ずお役に立てます!!
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[ブログ] 発展途上会社の社長ブログ
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長井伸樹の[発展途上会社のブログ]
目標毎月30回更新
http://k.d.combzmail.jp/t/69cu/90x5pqx0og40xhvaum
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▼ 2010.09.20 中国問題再び
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▼ 2010.09.19 SAPPORO ADC
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[最後に] 編集後記
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今週は休日が多く、良いのか悪いのか・・・
皆さんは楽しい休日を過ごされましたでしょうか?
先日は中学生の娘と、映画「海猿3D」を鑑賞してきました。
メガネの着用には違和感もあったが、確かに映像は立体的で面白い。
但し、マッチしている映像とそうでない映像があると感じました。
広域で奥行きの深い映像・明るい映像は相性がよく、より3Dを楽しめる。
狭い部屋や場所・暗い所での撮影が多い場合は、3Dもインパクト失う。
3Dに関する個人的な感想です。
映画も面白かったが、根本的なストーリーがPart2と同じなので、
もう少し違ったアレンジが欲しかったと思う。
そして鑑賞が終わった後、ふと思いました。
このメガネの着用も、「いずれは不要になるのかな・・」と
何年か経つと「昔ってメガネ掛けてたよね〜(笑)」と、なるのでしょうか?
実は私、スターウォーズのファンです。
おおよそ30年前に公開された最初のSW。
この映画がリメイクされて、3Dになったら凄いだろう!
ダースベイダーとオビワン・ケノビの決闘を3Dで観てみたい!
こんな期待を持ってしまいました。
今週も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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